概要
T&Tのアーキテクチャの概要と構成
T&Tは、NFTと密接に関わるゲームを実現するためのプラットフォームです。その目的は、世の中のさまざまなプロジェクトをワールドとして捉え、その活動を記録し、その結果をさらに伝播させることです。
NFTはゲームにアクセスするための通行証であり、ブロックチェーンに記録され、持続可能性、透明性が担保されています。活動は、ゲーム内のアイテムに変換され、そのアイテムが更なる活動を連鎖的に生み出します。
T&Tは、スマートコントラクトを操作するために、使い勝手の良いウェブアプリケーションを提供し、体験を損なわずにWeb3の世界に足を踏み入れられるようにします。
T&Tの構成
T&Tは主に次の要素から構成されています。
- ウェブアプリケーション(Web Application)
- World Builder
- API
- リレーサーバー(Relay Server)
- スマートコントラクト(Smart Contract)
- オフチェーンバックエンド(Off-chain Backend)

T&T Structureユーザーは、ウェブアプリケーションを通じてワールドの情報を表示し、活動を記録することができます。ウェブアプリケーションは、Web3特有の(ウォレットのような)複雑な操作を意識せずとも扱えるようになっており、ワールドにシームレスに入り込めるようになっています。
プロジェクトオーナーは、World Builderを用いることで、ゲームワールドを手軽に構築できるようになっています。
APIは、一般的なRestful APIとして実装されており、参加者の活動の記録やワールドオーナーがワールドを操作するための様々な機能を提供します。このAPIはプロジェクトオーナーが操作することも可能で、システム間の連携やカスタマイズを容易に行い、多岐にわたるユースケースに対応することができます。
スマートコントラクトは、ワールドへの参加証であるNFTを実現すること、ワールドごとに存在するスマートコントラクトを管理する機能を提供します。
リレーサーバーは、一般的なRestful APIとして実装されており、トランザクションの発行をユーザーに代わって行います。これにより、ユーザーはガス代を意識する必要がありません。
オフチェーンバックエンドの役割は、ブロックチェーン上の変化(T&Tのスマートコントラクトが発行するイベント)を監視し、それをウェブアプリケーションに反映させることです。
これらの仕組みによって、ユーザーフレンドリーな体験を提供しながらも、ブロックチェーンの強力なセキュリティと透明性を確保しています。
設計指針
T&Tはいわゆるフルオンチェーンを指向した設計を行なっていません。T&Tが実現したいものには、オフチェーンの仕組みを活用しないとできないことが含まれているため、技術選択は基本的に適材適所を優先しています。
また、T&TではウェブアプリケーションとWorld Builderを用いることで、低コストで優れたNFTプロジェクトを作ることが可能ですが、APIを通じた柔軟性や拡張性を確保することで、より多くのユースケースに対応することも重視しています。
T&Tを利用するプロジェクト・コミュニティの寿命は、T&TのCentralizedな仕組みよりも長いことが予想されます。持続可能性を維持するためにも、長期的にはDecentralizedな仕組みをより多く導入していくことになるでしょう。それを大きく阻害するような設計は避け、短期的な視点と長期的な視点をバランスよく織り交ぜながら意思決定を行うようにしています。